阪神・淡路大震災では、地震直後に命を落とした5,500人のうち83%以上は建物や家具の下敷きになった窒息死・圧死です。これに、おそらくは建物、家具の下敷きになって焼死した人を加えると96%以上になります。 地震国日本の耐震補強は、医療や消防、警察と同じように、国民の生命を守るセーフティネットです。これこそ、阪神・淡路大震災の最大の教訓だと私たちは考えます。 2005年1月に行われた「市民が学会と考える東京の地震防災シンポジウム」(主催:土木学会、日本建築学会、NPO法人東京いのちのポータルサイト)では、大地震から多くの人命を守るために、「耐震補強フォーラム」を開催することを宣言しました。 耐震補強の政策・制度は、次第に整備されてきましたが、それだけでは普及が難しい。自分たちの未来を守るため、今、何をすべきか、現場で活動する市民を中心に熱く議論します。
日時と内容2005年6月19日(日)13:00〜 1.あいさつ 後藤 洋三 (土木学会、防災科学技術研究所川崎ラボラトリー所長) 2.基調講演「首都直下地震と減災対策」 中林 一樹 (首都大学東京教授) ○耐震補強展紹介 3.連続パネルディスカッション「耐震補強をいかに進めるか」 (1)「耐震補強の現場」
(2)「地盤・地域危険度」
〜休憩(展示見学時間)〜 (3)「まちばの取り組み」
(4)「政府・自治体の普及政策」
4.フォーラム提言 安井 潤一郎 (NPO法人東京いのちのポータルサイト理事長) 耐震補強展 (同時開催)出展団体・企業はこちら 会場:建築会館 (東京都港区芝5-26-20) 参加費:無料 申込み:250席ご用意しております。お客様が多い場合には立ち見になりますので、お早めにおいで下さい。 主催:耐震補強フォーラム実行委員会 後援:内閣府・総務省消防庁・国土交通省・東京都・防災科学技術研究所・日本建築防災協会・土木学会・日本建築学会・地盤工学会・日本建築士会連合会・日本建築家協会・日本損害保険協会・東京都建築士事務所協会・東京建設業協会・NPO法人東京いのちのポータルサイト・NPO法人都市災害に備える技術者の会(予定含む) 協賛:セコム株式会社 「耐震補強フォーラム実行委員会」事務局:NPO法人東京いのちのポータルサイト(担当:鍵屋・寿乃田・久保 ) |